株式会社アスボードグループ
社外秘 / CONFIDENTIAL
MQJ
Made in Quality Japan
株式会社グローバライン
中期経営計画書
2026 — 2030 ver.3.2
仕組み化は社員を縛るものではない。過負荷から守り、誇りを持って働かせるためのプラットフォームである。
— 基準(MQJ)× テクノロジー(グラップル)× 教育(メカレッジ)の三位一体 —
第1章:ビジョンと「基準」の再定義
P1
「あそこのやり方が正解」と言われる業界の標準OSへ
MQJは品質基準とキャパシティ基準(Max/Min)の両輪。社員の心を守る「仕組み」こそがブランドになる
業界標準OSを支える三位一体

基準(MQJ)

品質基準+キャパシティ基準(Max/Min)。「やり過ぎ」と「やらなさ過ぎ」を定量で見える化し、社員の心を守る土台

テクノロジー(グラップル)

2026/7導入。基準の自動監視・拠点間データ連携・KPIダッシュボード。Max超過予測で先手のアラート

📘

教育(メカレッジ)

習熟度を底上げし、社員1人あたりのMaxを拡張。基準を「縛り」ではなく「成長の物差し」に変える

3事業それぞれが描く5年後の姿
ゴール:3事業全てが単独で事業拡大を自走できる体制
商品化 — 量から質へ
グラップル活用で標準化/誰がやっても同じ品質/再撮率5.5%/BM連携で品質保証付き商品化
メカ — 収益化と仕組み化
高粗利サービス商品化/メカ人員恒常排出モデル/OBD対応/メカレッジ(技術者育成学校)構想
シッピング — 上流のブランディング
クロスセル/品質優位の直接取引/書類AI化/コンテナ自社設計+CAR-GO PAY決済連携
5年後の評価基準: 顧客に 「最後は任せられる/他よりちゃんとしている/品質と説明責任が明確」 と言われ、業界からは「あそこのやり方が正解」と参照される存在へ
【中計の肝】仕組み化は社員を「縛るもの」ではなく「守るもの」
MQJで定義された基準(Max/Min)があるからこそ、社員は「無理な押し込みがない」と感じられる。安心感は精神論ではなく、データに基づく無理のない配置から生まれる。基準×テクノロジー×教育の三位一体で、誇りを持って働ける組織を作る。
第2章:現状分析と「負の連鎖」の断絶
P2
離職率39%の本質 — 「基準不在」が生む負の連鎖
数字の裏にあるのは「常に不足を補う不安」。補充のための採用ではなく、安心のための基準作りへ転換する
39%
全社離職率(年29名退職)
11.6%
再撮率(拠点間品質バラツキ)
63.9%
2営業日内納品率(納期不安定)
未定義
Max/Min・SOP・管理会計
① 起点
基準不在
Max/Minも、適正稼働範囲も、MQJの品質基準も未定義
② 現場
特定個人への負荷集中
できる人にどんどん仕事が乗る。「なんとかなる」で押し込み続ける
③ 結果
突発的な退職
限界を超えた人が突然辞める。入社1年未満の退職が大半
①へ戻る
連鎖が自己強化される
⑤ 構造停滞
組織改善の停滞
管理者が管理に戻れない。基準作りが永遠に後回しに
④ マネジメント機能不全
マネージャーの現場火消し
穴埋めで現場に出ざるを得ず、管理・基準作りが止まる
※ この連鎖は ①→②→③→④→⑤→① と自己強化する。単発の頑張り・精神論では切れない
ヒト:離職率39%/Max/Min基準未定義
モノ:SOP未整備/拠点間品質バラツキ
カネ:受け身対応/既存約50社未認知(クロスセル余地)
情報:管理会計弱/KPI未連動
補充のための採用ではなく、安心のための基準作り
キャパシティ基準(Max/Min)の定義(P10) → ②適正配置による負荷平準化 → ③戦略的リソースコントロール権限の確立(P11)。外注・派遣は「コスト増」ではなく「現場の崩壊を防ぐ防衛投資」。マネージャーは"作業員"から"経営資源の最適配置者"へ完全シフト。
共通の根本原因:標準化前に拡大すると組織が壊れる → 基盤整備が先。4軸を同時並行で進め、FY2028以降の成長加速につなげる
第2章:現状分析と「負の連鎖」の断絶
P3
市場分析 — 中古車輸出市場は3年連続で過去最高、品質競争へ移行
日本の中古車輸出実績(2025年暦年)
170.8万台
前年比+9.1%|金額: 1兆6,079億円(+17.4%)
主要仕向地台数特徴
UAE25.3万台中東ハブ
ロシア18.7万台規制リスク
タンザニア11.7万台アフリカ中心
地域別:アフリカ37万台 / アジア31万台 / 中東22万台
追い風要因
・円安継続 → 海外バイヤーの割安感
・海上輸送安定化(スエズ・パナマ解消)
・途上国の中古車需要拡大
・船腹供給増(+11%)→ 輸送コスト下落
・PCC新造船発注残が現行フリートの39%
EVシフト影響
・ハイブリッド輸出: 33.9万台規模
・電装・診断・品質保証の比重上昇
・OBD対応がBlue Meisterの競争優位に
論点は「市場があるか」ではない。「高品質な供給能力を持つ企業が選ばれる局面」に入っていること。
第2章:現状分析と「負の連鎖」の断絶
P4
SWOT分析 — 品質と拠点網が武器、組織基盤が最大の課題
強み(S)
・業界唯一の全国主要港拠点網
・価格ではなく信頼で選ばれている
・崩壊と再生を乗り越えた現場力
・シッピングで「設計で勝つ」発想
・Blue Meisterの中立的検査力
弱み(W)
・個人依存(社長)が残る
・拠点文化が分断・ガラパゴス化
・全社PL・サービス別原価が未整備
・離職率が高い(全社推定39%)
・標準SOP・Max/Min基準未整備
機会(O)
・中古車輸出市場の拡大(+9.1%)
・品質競争への移行
・OBD・品質保証需要の高まり
・小規模輸出事業者の参入増
・既存約50社へのクロスセル余地
脅威(T)
・規制強化(車齢・OBD・品質説明責任)
・為替・海上輸送変動
・価格競争の激化
・キーパーソン離脱リスク
・標準化前の拡大による組織崩壊
戦略示唆:強み(品質・拠点網)× 機会(市場拡大・品質競争移行)を軸に、弱み(組織・標準化)の克服が成長の前提条件
第3章:上流から下流を「線」でつなぐ事業戦略
P5
構造転換ロードマップ — 4軸 × 年度別スケジュール
FY2026-27(基盤整備)FY2028(成長加速)FY2029-30(飛躍)FY2030到達像
ヒト 離職率改善(重点3拠点)
名古屋メカ再建
3層組織体制の設計
74→78名
評価制度本格運用
離職率15%以下
MGR全拠点配置
78→86名
94名体制確立
教育・給与・休日への再投資
キャリア循環パス確立
離職率半減
94名体制
定着率90%
モノ SOP整備・再撮理由分類
納品率63.9→72%
BM/OBD導入判断
品質保証パッケージ商品化
再撮率5%以下
BM本格展開
業界標準を定義する立場へ
納品率88%
品質保証事業の収益化
再撮率5.5%
納品率88%
MQJ業界標準化
カネ クロスセル体制構築
顧客棚卸し
直連携候補特定
直連携顧客の安定拡大
アップセル提案体制確立
サイトオペ売上780M
年間140,000台取扱
営業利益率10%超
直連携60%超
売上780M
利益率10%超
情報 管理会計・KPIダッシュボード
AIナレッジ/書類AI補助
グラップル導入(2026/7)
品質保証AI自動化
顧客向けポータル検討
拠点間データ連携
データ駆動型経営の実現
AI全社展開
多言語支援
AI品質証明
データ駆動経営
業界DXリーダー
Phase 1: 基盤整備(FY2026-27)
Phase 2: 成長加速(FY2028-29)
Phase 3: 飛躍(FY2030)
第3章:上流から下流を「線」でつなぐ事業戦略
P6
事業戦略 — 上流(入口)から下流(出口)を「線」でつなぐ
シッピング営業は「現場のMax/Minを守り、適正価格で案件を流し込む門番(ゲートキーパー)」。その先のやり直し撲滅が利益率の最短距離
UPSTREAM|上流
シッピング — 門番(ゲートキーパー)
役割の再定義:単なる事務ではなく、現場のMax/Minを守り、適正価格で案件を流し込む戦略機能。基準超過の案件は受けない/顧客と量を事前合意。
・既存約50社へのクロスセル(GL全サービス未認知から脱却)
・品質優位の直接取引(価格競争脱却)
・書類SLA遵守95%/直連携60%超
コンテナ自社設計+CAR-GO PAY決済連携(独自)
MIDSTREAM|中流
商品化 — ばらつきを吸収する標準化
戦略:SOP整備で「誰がやっても同じ品質」、ばらつきを吸収するサービス
・拠点間品質統一
・グラップル活用/KPIダッシュボード
・BM検査連携 → 品質保証付き商品化
DOWNSTREAM|下流
メカ — 高粗利の品質保証
戦略:技術力で品質保証の中核を担う
・全拠点メカ人員配置
・OBD対応/検査レポート標準化
「メカレッジ」技術者育成学校構想
やり直し撲滅 = 限界利益率改善の最短距離
再撮率 11.6% → 5.5% に下げるだけで、納品サイクルが短縮し、再作業のヒト・モノ・時間コストが消える。これが限界利益率 49.9% → 56.0% への最短距離。価格戦略でも投資戦略でもなく、ムダ取りこそが最大の収益改善策である
共通方針:3事業を「線」でつなぐ
シッピングが上流で「適正な仕事を取る」→ 商品化が中流で「標準化して回す」→ メカが下流で「品質を担保する」。点ではなく線で価値を作る。値引きではなく、品質・納期・精度で勝つ。Blue Meisterは「中立性で勝つ」
第3章:上流から下流を「線」でつなぐ事業戦略
P7
IT・AI戦略 — グラップル導入とAI×MQJ品質管理
システム:グラップル(GLAPPLE)
2026年7月導入 — 業務進化の基盤

・案件管理・進捗の一元化
・拠点間データ連携
・KPIダッシュボードとの接続
・拠点別Max/Min基準のリアルタイム監視
・管理会計の拠点別採算可視化を支援
納期品質の改善目標
2営業日以内納品率:63.9% → 88.0%
ヤード別滞留の常時監視
平均経過日数の短縮をKPI化
AI:MQJ基準(KPI)の自動担保
各事業のMQJ基準をAIで管理し、品質を自動的に担保する仕組みを構築する。
フェーズAI施策
FY2026再撮理由分類
KPI異常検知
社内AIナレッジ
書類AI補助
FY2027OBD要約
検査レポート標準化
教育AI
FY2028-30顧客向け品質証明
多言語支援
外部接続
排除したい業務:再撮影・写真の納品チェック / 情報の再入力・確認連絡 / 定型請求処理 → AI・システムで自動化し、人は管理・品質・基準作りに集中
第4章:拠点戦略・KPI
P8
拠点別個別戦略 × 対外実力値KPI — 役割を定義し、対外的な実力値で経営判断する
追うべきは「自社内比率」ではなく、1人当たり生産台数・再撮率・納期遵守率・適正稼働率といった対外実力値
拠点役割FY26売上重点施策対外実力値の目標
神戸高付加価値基幹116→124M管理職安定+付帯売上維持/離職率125%→定着改善1人当たり限利 54.6→80万円
大阪収益牽引・基準118→127M全社の採算管理モデル構築月次採算レポート定着率 100%
名古屋再建拠点110→117Mメカ人員0→2〜3名採用(最重要)/離職率75%→定着メカ人員充足率 100% / 離職率半減
横浜単価・品質67→73M商品化件数あたり売上1,882円(最高)維持2営業日内納品率 52.2 → 85%
木更津数量確保70→77M台数シェア26%(自社最大)/離職率85.7%・メカ0名の改善単価 1,390 → 1,500円
下関パートナー型39→42M撮影台数の53.7%を担う(全量委託)/委託品質の可視化委託先 再撮率・納期の標準化
主指標:対外的な実力値(FY30目標)
KPI現状FY30
1人当たり月間生産台数~112~124
1人当たり生産性(年間)54.6万80万
再撮率11.6%5.5%
2営業日内納品率(納期遵守)63.9%88%
書類SLA遵守率(シッピング)95%超
拠点別適正稼働率(実負荷÷Max)未計測85%以下
離職率39%半減
事業別KPI:何を毎月見るか
事業KPI現状FY30
商品化再撮率11.6%5.5%
2営業日内納品率63.9%88%
メカ人員充足率不足全拠点充足
BM検査台数2,5007,500
シッピング売上84M120M
書類SLA遵守率95%超
直連携案件比率60%超
レビュー:月次→四半期→年次ローリング。適正稼働率85%超でアラート→P11決裁フロー起動
第5章:組織戦略 — マネージャーの役割シフト
P9
5年後の組織体制と求める人物像
全事業・全職種の共通方針
新たなことへのチャレンジ、AI・ITリテラシーの向上、成長意欲のある社員を評価していく
人員計画:74名 → 94名
機能FY2030
サイトオペ・商品化46名
メカ・リフレッシュ16名
シッピング・書類品質10名
BM・品質保証/標準化・DX12名
営業・クロスセル/コーポレート10名
3層組織の整備
マネージャー → チーフ → 一般の3層構造
グループ統括マネージャー制の導入
増員根拠:離職率半減+採用強化で年間純増7-10名
各事業が求める人物像

商品化人材

  • 責任感ある業務姿勢
  • SOP・KPIに対する判断と厳守
  • リスク理解力

メカ人材

  • 整備・伝送診断の技術力
  • 品質保証の視点での判断力
  • 学び続ける姿勢

シッピング人材

  • 書類作成対応能力
  • 「任せてもらえる」信頼構築
  • 状況判断力

管理職人材

  • AI対応力
  • 分析/企画力
  • コミュニケーション能力
第5章:組織戦略 — マネージャーの役割シフト
P10
キャパシティ基準(Max/Min)の導入 — 心理的安心感の定量的な裏付け
「心理的安心感」=自分の仕事の最大値(Max)と最小値(Min)が定義され、無理な押し込みがない状態
定義
各営業所・各ヤード・各社員・各取引先ごとに、品質(MQJ)を維持したまま処理可能な「標準稼働範囲(Min〜Max)」を設定する。その上にヒトの能力(習熟度)を加味して、その日の戦術(現場配置)を決定する。

① 営業所の基準

各拠点の1日あたり適正処理台数(Min/Max)。Maxを超える見込みで本社アラート。

例:神戸 Min 60台/Max 90台/品質維持可能レンジを超えると再撮率が跳ねる

② ヤードの基準

ヤードごとの最大受入台数・滞留許容日数。受入制限=機会損失ではなく品質担保。

例:下関ヤード 週次Max ●●台/滞留日数Max 3営業日

③ 社員の基準

職種・習熟度別の1日適正処理台数。Maxの超過は翌日以降のパフォーマンス低下につながる。

例:商品化3年目 Min 18台/Max 24台/継続超過で退職兆候が出やすい

④ 取引先の基準

顧客ごとの月次取扱量Max。「品質維持の範囲内で受けられる量」を事前合意。

例:大口顧客A社 月次Max ●●台/超過分は外注・派遣での対応を顧客側と合意
戦術決定フロー(毎日・毎週)
①基準(Min〜Max)
②ヒトの習熟度
③その日の戦術(現場配置)
④Max超過予測でアラート(P11へ)
第5章:組織戦略 — マネージャーの役割シフト
P11
戦略的リソースコントロール権限 — 現場の作業員から、経営資源の最適配置者へ完全移行
Max超過予見時に、採用・外注・派遣のバランスを即座にコントロール。利益はメンバーへ還元され、誇りに変わる
これまで(負の連鎖の中)
現場の作業員
  • 穴埋めで現場に出ざるを得ない
  • 外注・派遣は「コスト増」として後ろ向きに判断
  • Max超過が起きてから事後対応
  • 基準作りが永遠に後回し
これから(心理的安心感モデル)
経営資源の最適配置者
  • 基準を守らせ、超えそうな時にリソースを調整
  • 外注・派遣は「現場の崩壊を防ぐ防衛投資」と定義
  • Max超過"予見"時点で先手で動員
  • 管理・基準改善・教育に専念
即応決裁フロー(Max超過予測 → 72時間以内にリソース投入)
トリガー判断者打ち手の選択肢意思決定のルール
Max 80%到達拠点MGR残業/他ヤード応援MGR即時判断・事後報告
Max 90%到達中村MGR(上層部)派遣短期投入/近隣拠点ヘルプ中村MGR即時決裁/本社通知
Max超過予測中村MGR+社長外注増枠/臨時採用/顧客側出荷調整「防衛投資」として予算枠から即時実行
Max継続超過経営会議恒常的な採用計画見直し/基準再定義翌月計画に反映/基準そのものの再設計
利益の還元サイクル — 仕組み化の果実は社員に返る
① 仕組み化
基準+AI+教育
無理のない配置で生産性向上
② 利益創出
限界利益率 56%
やり直し撲滅・直連携拡大
③ 社員へ還元
給与・休日・教育
処遇改善+成長機会の再投資
自己肯定感・誇り・定着率向上 → ①へ循環
防衛投資予算の常設:年間で一定額の「リソース防衛枠」を予算化しておき、Max超過時に稟議ループせずに即座に動かせる状態を作る。これが無いと決裁の遅さで崩壊が先に起きる。
第6章:数値計画の集約
P12
5カ年数値計画 — 過去推移と未来目標を1枚で見通す
サイトオペ売上 543M → 780M(限界利益率 49.9% → 56.0%)/適正稼働率85%超でアラート → P11決裁フロー起動
過去推移(全社売上・百万円):
11期: 1,152 → 12期: 1,315 → 13期: 1,615 → 14期予想: 1,961
営業利益率 14期 4.6% に回復
指標FY2025(実績)FY2026(基盤整備)FY2027FY2028FY2029FY2030(目標)
サイトオペ売上(百万)543520585650715780
限界利益(百万)271265304351393437
限界利益率49.9%51.0%52.0%54.0%55.0%56.0%
納品台数99,767105,800114,000123,000131,000140,000
BM検査台数2,5003,5004,5006,0006,8007,500
2営業日内納品率63.9%72.0%78.0%82.0%85.0%88.0%
再撮率11.6%9.5%8.0%7.0%6.2%5.5%
メカ売上比率35.5%36.5%38.0%40.0%41.5%43.0%
1人当たり月間生産台数~112~113~116~119~120~124
期末人数747882869194
1台あたり平均単価(円)5,4004,9005,1005,3005,5005,600
拠点別適正稼働率(実負荷÷Max)未計測95%以下92%以下90%以下88%以下85%以下
投資計画の目的:教育・システム投資は単なる"攻め"ではなく、現場負荷の平準化=Max/Min基準の運用基盤づくり。教育=習熟度底上げによるMax拡張/グラップル+管理会計=稼働率のリアルタイム可視化とオーバーフロー前アラート。
KPIアラート連動:拠点別適正稼働率が85%超に達した時点で管理会計ダッシュボードが赤転 → 本社からアラート → P11の決裁フロー(防衛投資枠)が自動起動。崩壊の前に動く。
780M
FY30 売上目標
56%
限界利益率
140K
年間取扱台数
94名
組織規模
巻末メッセージ
P13
中村マネージャーらリーダー陣へ — 役割の再定義
この中計は、あなた方リーダー陣の役割を明確に再定義するものである
LEADERS' MQJ
「現場に出ることがあなたの仕事ではない。
基準を守らせ、基準を超えそうな時にリソースを調整して
メンバーを守る
ことが、マネージャーの最大のMQJである」
火消しに走ることは、短期的には必要でも、長期的には組織を壊す。
基準作り・配置・リソース動員に専念することこそが、メンバーの心理的安心感を支え、離職率39%を半減に導く最短ルートである。

① 基準を守らせる

営業所・ヤード・社員・取引先のMax/Min基準を、現場の言い訳に流されず守らせる。「基準を超えて受けること」が一番組織を壊す。

② 先手でリソースを動かす

Max超過予測が出たら、採用・外注・派遣を"防衛投資"として即座に動かす。稟議を待たない。動かす権限を使い切る。

③ メンバーを守る

「無理な押し込み」を許さない。負荷の偏りが見えたら、Max/Min基準に戻して配置を組み直す。それがリーダーが出す最大の成果物。
経営からの約束:この役割を全うするための権限(戦略的リソースコントロール権限)と予算(防衛投資枠)は、中計の中で制度として確立する。リーダー陣が現場火消しに戻らなくて済む環境は、経営が保証する。利益はメンバーに還元する(給与・休日・教育)。
MQJ — Made in Quality Japan
「それぞれのMQJを持ち、MQJを自分の仕事にし、
MQJで価値を生め」
780M
FY2030 サイトオペ売上
140,000
年間取扱台数
56%
限界利益率
94名
組織規模
株式会社グローバライン|2026-2030年度 中期経営計画 ver.3.2
「あそこがやっているやり方が正解」と言われる会社へ
— 基準(MQJ)× テクノロジー(グラップル)× 教育(メカレッジ)の三位一体 —